18年度 優秀教員のことば

「日頃の教育に対する工夫,及び今後の教育への抱負」 — 建築建設工学専攻 石川 浩一郎

1.教育プログラムの学習・教育目標と授業の関連

建築建設工学科では、平成16年度から「建築学コース」と「建設工学コース」の教育プログラムを立案・計画し、現在実施しているところです。 教育プログラムでは、学習・教育目標を設定・公開し、個々の授業に対する関与の程度をシラバスで示しています。したがいまして、授業における目標の設定、計画、確実な実施、改善等が学習・教育目標の達成につながっていきます。

以上のことをふまえて、日頃の教育に対する工夫と今後の抱負について述べます。

2.これまでに担当した授業に対する工夫(Plan - Do)

模型製作とレポート作成による建築構造システムの理解

重力と自然災害による外力に対しての建築構造システムの抵抗機構並びに構法の仕組みを身につけることを目標に掲げ、演習前の解説、資料の提供、模型製作と模型の構造挙動観察により、安定構造のしくみを学ぶことが可能となる学習法を工夫しました。

作成した教材

約70名の学生が模型製作できるような教材「模型製作の手順とレポート作成の手引」を作成しました。その中には、製作した構造模型を用いて構造挙動を観察する方法と考察のポイントを記しています。

板書の工夫

毎回授業の最初にシラバスに記されている内容の項目をなるべく大きな字で板書します。そして、キーワードの用語に黄色のチョークで丸印をつけながら強調させて、簡潔に10分ほどで内容の要点を学生にまえもって説明します。また、授業中の板書は3色のチョークを使い、色分けしてめりはりをきかせることをこころがけ話しています。

3.今後の抱負(CHECK - ACTION)

演習中に学生に声をかけて質問、意見、希望等を聞き出し、特に、そのなかで重要であるものは、その場で本人に答えるとともに忘れないよう付箋にメモ書きしておきます。そして、次回の授業で全員にその質問と答を解説します。これらのことを反映させて毎回の授業を改善できるよう心がけています。また、中間試験等により学生の理解度を点検するとともに、改善点を記録しています。


以上のことは標準的な授業だと思っていますが、少しでも役立つような授業ができるよう今後とも地道に励んでいきたいと思っています。

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