22年度 優秀教員のことば

「日頃の教育に対する工夫,及び今後の教育への抱負」 — 電気・電子工学科 廣瀬 勝一

日頃の教育に対する工夫

これまで既に他の先生方が述べられてきたことばかりかと思いますが,この機会にこれまでの講義を振り返るためにも,留意してきた事項を列挙したいと思います.

まず,学生には,講義を通して,専門知識の習得のみでなく,新しい事項を独習する力と方法を修得して欲しいと考えています.このため,学生には,一つの講義からでも良いので,予習をして授業に望み,予習時の自分の理解の正誤や,判らなかった点を確認することを勧めています.また,教科書で省略されている式変形などは,時間の許す限り,まず各自で確認させ,その後に説明するようにしています.また,その時間は教室内を巡回し,学生の質問を受けやすいようにしています.

工学研究科では講義アンケートを実施することが義務付けられていますが,学生からの意見を聴取できるよう,◯☓のみでなく,自由記述の部分もなるべく書くよう学生に依頼し,主な意見に関しては,次の講義時に,今後どのように対応するかを説明しています.

他の留意事項は以下のとおりです.

なお,これは講義と直接関係はありませんが,手頃な英語の補習として,学生にはラジオ英語講座を聴くことを勧めています.最近は便利なもので,過去の放送がインターネットでストリーミング配信されているようです.

今後の教育への抱負

もう随分以前に,恩師が「将来は最良の教授一人しか必要でなくなる」と仰っていました.最近では,いくつかの大学の講義がインターネットで配信され,誰でも聴講可能になってきています.恩師は,必ずしも言葉通りではなく,我々への戒めとして仰っていたのだと思いますし,本学での審査で模擬講義を行ったときに同じ話をした際にも,審査委員の先生から「工夫次第ですぐに良い講義ができるようになりますよ」とのお言葉も頂きました.今後も,最良の教授に取って代わられることのないよう,学生と直接対話できる環境を活かした講義ができるように工夫を続けてゆきたいと考えています.

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