25年度 優秀教員のことば

「日頃の教育に対する工夫、及び今後の教育への抱負」      — 生物応用化学科 吉見 泰治

私が日頃の教育に対して気をつけている点は、学生とのコミュニケーションです。どうしても講義では、こちらが話し、知識を与える一方的なやり取りになってしまいます。それでも、講義中は、学生たちが理解できるように、わかりやすく容易な言葉を使って説明を行うように努力しますが、学生たちからの質問などはほとんど出ません。また、授業アンケートに書いてある評価も本当かどうかわかりません。しかし、学生実験(1-3年生の化学実験)においては、学生たちと様々な雑談ができ、そこから本当の授業の評価などが見えてきます。学生実験前に行った説明も理解できているかどうか、また、これが講義と関係していることを理解しているか、さらに先週の講義はどうだったか、などを雑談とともに話していると学生たち一人一人の本音がよくわかります。また、実験後のレポートの書き方と提出時期などをみることで、学生たちの性格の一部分もわかります。このような実験中の雑談を通してコミュニケーションをはかることで、講義での質問のために私の部屋へ来る壁が小さくなっていきます。これからも、講義だけでは両方向のコミュニケーションは無理なので、学生実験という場で両方向のコミュニケーションを進めて、学生と教員の間の距離を縮めていき、講義などの教育に活かしていこうと考えています。

最後に、今年度優秀教員に選んでいただき、また、私の講義を熱心に聞いてくれた3年生に感謝いたします。

 

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