26年度 The teacher of the yearのことば

「日頃の教育に対する工夫、及び今後の教育への抱負」      — 生物応用化学科 沖 昌也

 

早いもので福井大学に来て8年が過ぎた。着任前は医学部や研究所勤務であったため、講義に関してはあまり深く考えていなかったが、これから続く毎年の講義を楽に行うために1年目に講義の資料と、独自の講義ノートをかなりの時間と労力を割いて作成したのを懐かしく感じる。

 

また、言葉では伝わりにくい複雑なシステムを説明するために、アニメーション形式のスライドを作製している(基本的に講義でパワーポイントのスライドは使わないので、講義の中頃に気分転換も兼ねて下記のようなアニメーションスライドを見せるようにしている)。これが学生には以外と好評で「複雑な現象を頭でイメージ出来、理解しやすい。」と、ほぼ毎回、授業改善アンケートのコメント欄に記載されている。スライドも、年々バージョンアップしているため、大分充実してきたが、「ここをこうすれば理解しやすいのではないか。」と講義が終わった後に考え、スライドを作り直す時間は以外と楽しい。例えば、下のスライドは、DNA を末端から削る「エキソヌクレアーゼ」という酵素の説明に用いているアニメーションスライドの1シーンである。「パックマンが敵から逃げ画面上にある餌を全部食べたらクリアー」という今では考えられないような単純なゲームだが、私は子供の頃はまりまくっており、それを利用したスライドである(残念ながら今の学生には「パックマン」を知らない学生も多いので、そろそろ作り直す必要がありそうだが、、、、、、、)。事実、先日見ていたNHKの番組で「転写(遺伝子発現)」を説明するために用いていた3D のムービースライドの分かりやすさに時代の流れを感じ、少しショックを受けた。NHKと勝負しても仕方がないが、今後も「講義に労力を惜しまない」という着任時の気持ちを持ち続けて頑張っていきたいと思う。

沖image

 

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