27年度 優秀教員のことば

日頃の教育に対する工夫、及び今後の教育への抱負      ― 知能システム工学科 浪花 智英

現在担当している学部の授業科目は

です。

 

講義科目として制御関係の科目を担当していることもあり、1年後期の入門セミナーの時間を利用して、制御工学についての導入的な説明と、海外のサイトで公開されている Java applet を利用して、バネ・マス・ダンパー系におけるステップ応答と周波数応答(古典制御)と、倒立振子の安定化(現代制御)のシミュレーションの様子を紹介するようにしています。

 

「制御システム論」「現代制御理論」の両科目共に、単位の取得が難しいからという理由だと思いますが、受講する学生が極端に減少していた時期がありましたが、入門セミナーで紹介を始めてから普通の選択科目並の受講者数に戻ってきているように思います。

 

これらの科目は説明に数式を多用する必要があるため、講義は板書を中心に行っています。教科書の内容をなぞる形で授業を進めていますが、教科書では省略されている数式の展開過程を丁寧に説明するようにして、きりの良い所で学生の質問を受け付けるようにしています。また、ほぼ毎週宿題を課し、集めた宿題のレポートはその内容をチェックして評価結果と共に翌週に学生に返却しています。間違いの多かった課題については授業の冒頭で簡単にコメントしたり、解説する時間を設けるようにもしています。成績の評定は、中間と期末の2回の試験と、出席や宿題の評価結果を総合的に判断して決定しています。
正確なところは調べていませんが、試験の成績とレポートの評価結果には強い相関があるようで、試験を行わずに宿題のレポートの評価だけで成績を付けても良いような感じもしていますが、そこまでの決断をするのはなかなか難しいとも感じます。

 

教え方としては昔からある講義のやり方そのままですが、科目の特性に応じて、学生に伝わりやすい授業方法を選んでいるつもりです。また、板書する分量の調整や例題の取捨選択といった、細かな工夫は今後も続けていくつもりです。

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