27年度 優秀教員のことば

日頃の教育に対する工夫、及び今後の教育への抱負          — 機械工学科 本田 知己

◇日頃の教育に対する心構えと工夫

  1. 一方的に教えるのではなく、常に学生の視点を意識し、学生の自主性を引き出しながら、ともに考え、ともに学ぶ。
  2. できるだけ多くの疑問点に簡潔に答え、ときにはすぐに答えを出さずに、さらに高度な課題を与えながら、学生の理解度の向上とレベルアップを図る。

簡単な講義メモとイメージトレーニング:用意した講義資料を確認しながら、その日の講義の流れをイメージする。そのときに、簡単な講義メモ(項目と時間配分)を用意する。

穴埋め式ノートと板書:重要な部分を空欄にした講義ノートを毎時間配布し、重要な部分は板書する。板書の量は黒板上下左右4枚分に抑え、講義時間中に書いた事柄がなるべく最後まで残っているように心がける(いつでも要点の確認ができる)。

ホットな話題で気分転換:授業開始時やその中間に、講義に関連する最新の話題(日刊工業新聞などから)について話し、リラックスする時間を作る。

理解度の確認:その日のポイントを集約した15分程度の演習問題を行い、その答えの解説をその場で行うことで、お互いに理解度を確認する。

学生の振返り:その日の講義を振返り、重要項目を書き出すことで定着を促す。

最後のひと工夫:最後に講義室を出るようにし、その間に気軽に質問できる状況を作る。

私自身の振返りと気づき:毎回、簡単なアンケートを行い、そこに書かれた質問事項や要望に対する答えを用意する(わかりにくかった説明や不備、ハンドアウトの良否などの確認も)。

◇今後の教育への抱負

「私の教授法が原因で学生が学ぶ意欲をなくす」ことのないように、「いかにして、学生との間に信頼関係を築いていくか」を常に考えていきたい。信頼関係を築くための原則は、「コミュニケーションをとること」、「その科目を自分自身が好きになること」、「熱く語ること」、そして、「お互いに誠意を持って接すること」であると考えている。その上で、自然科学における不思議で興味深い現象に対して常に疑問を持って思考する楽しさを見出せるように、私自身が探求心を持ち、知識を豊富にしながら、モノや知識の根源と科学の奥深さを学生たちに生き生きと伝える工夫をしていきたい。

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