28年度 The teacher of the yearのことば

自ら考えることの重要性                       — 材料開発工学科 内村 智博

初めに、私の講義に熱心に耳を傾けてくれた3年生に感謝します。

以下は、みなさんが受けた「環境化学」の試験問題の1つです。覚えていますか?


問5

『今期の講義「環境化学」では、みなさんに対し、自ら考えることの重要性について説いてきた。今、あなたが、「環境化学」の期末試験問題を作成する立場にあるとする。あなたなら、受験生が考える能力を身につけたことを評価するために、どのような問題を出題するか。その問題文、および模範解答を記述せよ。』


講義の中で、私が本当に“自ら考えることの重要性”について説いてきたかについてはとりあえず置いておくとして、私はこの問題を出題するに当たり、次のことで悩みました。それは、“次年度、これに匹敵する問題を考え出せるか?”ということです。つまり、この問題が、おそらく私が考えられる「究極の問題」だということです。


・・・と、何だかエラそうなことを書いていますが、実はこの問題は「科学者という仕事」(酒井邦嘉著)に書かれている内容を参考にしたものです。興味があれば読んでみて下さい。いずれにせよ、上記のような問題が「究極の問題」のようです。


そこで、単位の取れたみなさんには申し訳ないですが、1つ追試です。

『上記の問題に劣らぬ問題を考えてみて下さい。』

といっても、今のみなさんなら簡単ですね。


でも、1つお願いがあります。もし思いついても(思い出しても?)、かわいい後輩たちには教えないであげて下さいね。

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