29年度 The teacher of the yearのことば

みなさんの未来とこれから                      — 材料開発工学科 内村 智博

初めに、若干雑談が多い私の講義に熱心に耳を傾けてくれた3年生に感謝します。

 

「環境化学」の講義では,数千年前に話されていたであろうピラミッド建設の苦労話から,数万年後に語られているであろう伝説の宝探しの物語まで,私の妄想にもあきれずに付き合ってもらいました。もはや講義と呼べるか怪しい限りですが,少しでも悠久の時の流れとその中で今生きているこの時代とのつながりを感じ取ってくれればと考えていました。

 

以下は「環境化学」の試験問題の1つです。覚えていますか?

 

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【問3】

次の文章は,2050~2070年頃におじいちゃん(またはおばあちゃん)になったあなたと,小学6年生になった孫のたろう君との会話について書かれたものである。以下の①,②の空欄部分を記述し,会話を成立させよ。

 

たろう君

「おじいちゃん(おばあちゃん),今日ね,学校の社会の時間に「①       」っていう環境に関することを勉強したんだ!それでね,おじいちゃん(おばあちゃん)って環境のこと詳しいでしょ?だからさ,おじいちゃん(おばあちゃん)の子供の頃とか若い頃のことなんかも踏まえて,何でもいいからその事について教えてくれないかなぁ?」

 

あなた

「②       」(実際の解答欄はA4用紙半分)

 

たろう君

「そっかぁ。物事って色々な観点から捉えなくちゃいけないんだね。わかりやすく教えてくれてどうもありがとう!」

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クスッと笑える解答や思わずうなってしまう解答,あるいはもう少し未来の自分になりきって答えてくれてもいいのになぁ,という解答などなど。いずれにせよ,実に様々な未来がありました。「環境化学」の講義が今年で終わってしまうなんて,なんだかとってもモッタイナイです。

ただ一つ,共通していたのは,未来のみなさんが環境についてとても幸せそうに話をしていた,ということです(解答しないといけないから,当然と言えば当然なんですが・・・)。

 

はたして,みなさんの考えた未来は現実に訪れるでしょうか?

 

本当の答え合わせは,みなさんがその時にやってみて下さい。みなさん一人ひとりのこれから次第で,きっとその未来は手に入れることができるでしょうから。

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