知能システム工学科

概要

本学科は、知能システムの発展に貢献できる技術者・研究者を養成することを目的として、平成 11 年 4 月に設立された新しい学科です。

今、求められている知能システムが今までの組立ロボットやソフトウェアと異なる点は、人間らしい、しなやかな能力を持っていること、 つまり、環境や状況に応じてふるまうと言う「自律行動」がとれることです。このような「知能システム」は今、福祉に、作業用に、ホビーやペットに、 宇宙開発に、研究段階から実用に急激に向かいつつあります。

それらを設計するにはマルチメディアやメカトロニクスに詳しいとともに、ヒトそのものについても知る必要があります。 そこで、コンピュータやメカトロニクスが駆使できるとともに、ヒトについても詳しい総合的な思考ができる新しいタイプの科学技術者の養成を目指して、 「知能システム工学科」が設立されました。そこには、計算機ソフトウェア、知識情報、メカトロニクス、ロボット、計測、制御システム、人間情報、 複雑系科学などの分野が総合されています。

だれにでも利用できる「情報通信」、高齢化社会の「医療福祉」、豊かな暮らしを求める「生活文化」、より人間的な工場を目指す「新製造技術」などに 関係した分野はこれからますます重要になっていきます。 20 世紀を大量消費の時代とすると、21 世紀は環境や自然との共生の時代と言えます。 「知能システム工学科」はこの 21 世紀の中心となる科学技術を担う若者をはぐくみます。

講座構成

教育課程の特色

教育カリキュラムは、知能システム工学の発展と研究・開発に寄与する人材の育成を目指すという観点から、「実学と実験実習を重視」したものとなっています。 すなわち、情報・メカトロニクス・自然科学(生物・物理)などの基礎教育科目では「総合的で柔軟な思考能力」を育むことを目的とし、 1 年生から 3 年生まで潤沢に配置されたコンピュータ演習やメカトロニクス実験を通して実際に「モノづくりができる人材」の養成を目指します。 また、3 年生の「ロボット工房」や 4 年生の卒業研究では「問題発見能力の開発」を主眼とします。 さらに、4 年間を通じて本学科の教員が教育に責任を持つ「一貫教育」体制を確立しています。

具体的には、学生自身がものに触れたり、ものを作り出す経験をすることを重視するために、コンピュータ実習とメカトロニクスの実験を組み合わせた ロボット工房を設けるなど、学生が実際にシステムを設計製作できる環境を整えます。 また、教育課程では、コンピュータやメカトロニクス関連科目と共に、人間科学や複雑系科学などの知能の基礎として重要な科目が組み合わされています。 すなわち、計算機ソフトウェア、知識情報、メカトロニクス、ロボット、計測制御、人間情報、複雑系科学などの科目があります。 一方、従来の情報・機械・電子工学科にある、計算機のハードウェア、機械の素材、半導体などの分野はありません。

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