物理工学科

概要

物理学は、自然現象の背後にある原理や法則を解明し、統一的に理解することを目的とする学問です。 それ自体重要な学問領域であることはもちろんですが、同時にその考え方は現代のハイテクノロジーのあらゆるところに応用され、工学の基礎としても大きな役割を果たしています。 たとえば、半導体、超伝導、レーザー等は、物理学の基礎原理を応用することにより実現した先端科学技術の代表的な例です。

しかしながら、最近の技術革新では、物理学だけでなく、より学際的な基礎科学の助けも必要となってきています。 最先端技術で思いがけない発明や発見を可能にするのは、各分野の専門知識ではなく、もっと広い分野にわたる基礎能力に基づいた総合的な発想力であると言われています。 また、日々進歩する技術やその多様化に柔軟に対応していくためには、狭い専門分野に閉じこもることなく、幅広い分野についての基礎的な能力が必要とされています。

物理工学科では、物理学を中心として、数学、科学、計算機科学などを含む総合的な基礎科学を学び、それらの基礎科学と工学の接点に立って、 いかなる技術革新にも対応できるような先端技術者の育成を目指します。 もちろん、これらの諸科学は、工学への応用だけを目的に発展したものではなく、おのおのに独自の歴史と思想があります。 学習を進める上では、その独自性も大切にしながら、科学技術に応用できる考え方や発想法が身につくような教育を心がけています。 さらに、最近の科学技術の発展は基礎科学に新しい視点を要求しています。 それは、エネルギーと環境問題です。物理工学科では、教育研究を進める上で、これらの問題に対応できるような人材の育成にも留意しています。 また、いろいろな分野の大学院へ進学し、より高度な研究を行うことも可能なように配慮しています。

講座構成

教育課程の特色

物理工学科では、学科名が示すとおり物理学に基礎を置いた教育を行っています。 教育科目は力学、電磁気学、量子力学、統計力学などの物理学の基幹となる科目を中心に学習し、数学、科学、計算機言語、 電気電子回路、など工業技術の基礎を支える自然科学や工学の分野を幅広く学習するようなカリキュラムになっています。 数学や物理学などを勉強するには、単に知識を身につけるだけでなく、実際に自分で計算したり、実験することによって体験的に理解することが重要です。 そのため、中心的な科目には講義とともに演習を設けています。

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