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福井大学 工学部長・工学研究科長 鈴 木 敏 男 |
福井大学工学部は、8学科から成る日本有数の規模を誇る工学教育研究機関です。工学の殆どの分野を網羅し、日々進化する工学に素早く対応して皆さんのどのような期待にも応えるでしょう。学部の学生定員は編入学生定員を含め555名です。学生の約50%が進学する大学院工学研究科は、博士前期課程10専攻(学生定員239名)、後期課程4専攻(学生定員40名)から成り、そこではさらに高度な世界水準の教育研究が行われています。全国各地から集まった学生の総数は、現在約3,200に達し、同じキャンパスで学科・専攻や学年を超え、お互いに切磋琢磨しながら楽しい大学生活を送っています。
本学部・研究科の理念は、IMAGINEERの育成です。夢を描き(IMAGINE)、それを形にする人(ENGINEER)として社会に貢献する、研究開発能力を備えた高度専門技術者を育成することです。夢を形にするためには最先端の専門的な知識や技術を習得するだけではなく、常に自らを批判的に省み、自分の能力を高め、創造力を育む必要があります。さらに、社会に貢献するためには広い教養を身に付け、多くの人と関わる積極性やコミュニケーション能力を磨かなければなりません。
そのために、本学部・研究科の教育には、基本的なカリキュラムに加えて色々な特色ある教育プログラムが組み込まれています。例えば、視野を広げることを目的として自分の専攻した学科以外の学科の専門科目を自由に履修することも可能です。特に、系統的に履修した場合には、その分野を副専攻したことを認定します。また、先端科学技術育成センターでは最新の設備を整え、学生が学科や学年を超えてグループを構成し、自主的に取り組む学際的なモノづくりや研究プロジェクトを支援しています。大学院生になれば、そのための研究費を獲得することも可能です。さらに、学生アンケートや学生が選ぶ優秀教員制度などを通し、学生・教員双方からの教育改善努力も継続的に行っています。
このような本学部・研究科の教育は、学外からの評価も高く、文部科学省が全国の大学の中から優れた教育を選ぶ「特色ある大学教育支援プログラム」、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」、「質の高い大学教育推進プログラム」や「大学院教育改革支援プログラム」等に多数採択されています。また、平成20年度に初めて行われた文部科学省の国立大学法人評価において、本学部の教育評価の総合点は全国の工学部の中で第4位、本研究科については工学研究科の中で第1位と、本学部・研究科の教育内容や方法、その成果が全国のトップクラスであることが示されました。
工学部・工学研究科の専門教育を支えるのは、約180名の教員です。全員が大学院工学研究科、研究センター、或いは研究所に所属しています。このことは、数学や物理、化学などの基礎教育から、高度な専門分野の教育まで、常に最先端の研究に裏打ちされていることを示しています。我々は、大学の主人公である学生を世界に通用する一流の高度専門技術者に育て上げるために、全力を尽くしているところです。
本学部学生の就職率は、国立大学法人の理系の学部の中で毎年1、2位の高さを誇り、社会に飛び立った卒業生は各方面の第一線で活躍しています。日本の生命は科学技術において世界をリードすることであると言われています。海と山に囲まれた豊かな自然の中で、我々と共にその牽引車となることを目指してみませんか。
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