【設置構想中】令和10年4月入学者からの改組構想です。今後、内容に変更が生じる場合があります。
UNIVERSITY OF FUKUI / FACULTY OF ENGINEERING福井大学工学部 令和10年度改組構想
令和10年度(2028年度)改組構想

専門を深め、分野を越え、
社会の未来をつくる工学へ。

急速な技術革新と多様化する社会課題に応えるため、福井大学工学部は「1学科5系12プログラム」へ再編。高度な専門性を核としながら、分野横断的な学び、情報・AI教育、理文融合、地域に根ざした特色ある教育をさらに推進します。

1工学科
5系
12プログラム

新しい学びの基本構造

専門教育
+
分野横断学修
+
社会実装

所属プログラムで専門性を身につけながら、オープンユニット等を活用して他分野の知識・技術を体系的に学び、実社会の課題解決へつなげます。

BACKGROUND & PURPOSE

改組の背景・ねらい

社会ニーズと学生ニーズの変化に柔軟に応えるため、従来の学科を基盤とした固定的な教育研究体制を見直し、専門教育と分野横断教育を両立できる組織へ再編します。

現在の教育を取り巻く課題

異分野横断・理文横断教育の仕組みが十分ではない
情報・AI・デジタル分野の人材需要に対する供給強化が必要
原子力、繊維など地域特色分野の教育・研究を持続的に強化する必要
技術革新や社会ニーズに機動的に対応できる組織が必要

改組による改善の方向性

1学科5系12プログラム化により教育研究組織の柔軟性を向上
オープンユニットで専門分野を越えた体系的な学修を実現
経営・技術革新工学プログラムを新設し、理文融合型教育を推進
情報・AI教育の強化と、地域に根ざした特色分野の維持・発展
EDUCATION SYSTEM

新しい教育体制

改組前の「5学科11コース」から、令和10年度は「工学科」のもとに5つの系と12のプログラムを置く「1学科5系12プログラム」体制へ再編する構想です。改組前後を並べて示すことで、教育の枠組みがどのように変わるのかを分かりやすく示します。

BEFORE / 改組前
5学科 11コース
建築・都市環境工学科建築学コース
都市環境工学コース
電気電子情報工学科電子物性工学コース
電気通信システム工学コース
情報工学コース
機械・システム工学科機械工学コース
ロボティクスコース
原子力安全工学コース
物質・生命化学科繊維・機能性材料工学コース
物質化学コース
バイオ・応用医工学コース
応用物理学科
AFTER / 改組後
1学科 5系 12プログラム

工学部 工学科のもとに5つの「系」を設け、その中に12のプログラムを配置します。専門分野のまとまりを保ちながら、系・プログラムの枠を越えた学修につなげやすい教育体制とします。

改組後の5系12プログラムの構成は下に示します。

工学部 工学科1学科 / 5系 / 12プログラム
建築・社会工学系
建築学プログラム
都市環境工学プログラム
経営・技術革新工学プログラム
電気電子・情報系
電気電子通信工学プログラム
情報工学プログラム
機械・知能・原子力系
機械工学プログラム
知能システム工学プログラム
原子力安全工学プログラム
物理・数理系
物理・数理プログラム
化学・生物・繊維系
応用化学プログラム
バイオ医工学プログラム
繊維・機能性材料工学プログラム
LEARNING FEATURES

学びの特色

高度な専門性に加え、分野横断的俯瞰力、実践的課題解決力、情報・AI活用力を育て、地域社会・国際社会の課題に主体的に取り組む高度専門技術者を育成します。

01

専門の深化と分野横断

所属プログラムの専門教育を核に、他分野を体系的に学ぶオープンユニットを組み合わせます。

02
AI

情報・AI・デジタル教育の強化

情報工学・知能システム分野の機能を強化し、情報技術と各専門分野との融合を促進します。

03
理文

理文融合による価値創造

工学的思考と経営的視点、データサイエンスを組み合わせ、技術の社会実装や事業化を学びます。

04
福

地域特色分野の発展

原子力安全工学、繊維・機能性材料など、福井・北陸の地域産業や社会基盤と深く関わる教育研究を推進します。

05

学修成果の可視化

オープンユニットで修得した分野横断的な学びを、オープンバッジによって可視化し、主体的な学びとキャリア形成を支援します。

06
∞

持続可能な社会への貢献

高い倫理観と社会的責任を備え、多様な人々と協働しながら社会課題の解決に取り組む力を養います。

5 SYSTEMS / 12 PROGRAMS

5系12プログラム

専門分野の入口として5つの「系」を設け、その中に12のプログラムを配置します。各プログラムでは体系的な専門教育を行いながら、系・プログラムを越えた学修にもつなげます。

各系をクリックすると、所属プログラムの概要を表示します。
PROGRAMS IN THIS SYSTEM
建築学プログラム建築物の計画・設計・構造・環境などを学び、安全で快適な建築と生活空間の創造を目指します。
都市環境工学プログラム都市・社会基盤の計画、設計、維持管理を学び、防災・減災や環境共生、持続可能な地域づくりにつなげます。
経営・技術革新工学プログラム工学的思考、経営的視点、データサイエンスを融合し、技術の社会実装や事業創出、新たな価値創造を学びます。
PROGRAMS IN THIS SYSTEM
電気電子通信工学プログラム電気・電子・通信を支える基礎と専門技術を学び、エネルギー、電子デバイス、情報通信などの技術分野へ展開します。
情報工学プログラム情報処理、ソフトウェア、人工知能、データサイエンスなどを学び、デジタル社会の課題解決と価値創造を目指します。
PROGRAMS IN THIS SYSTEM
機械工学プログラム材料、設計、生産、熱・流体など、ものづくりを支える機械工学を体系的に学び、次世代産業を支える技術へつなげます。
知能システム工学プログラム機械・制御・情報を融合した知能システム技術を学び、ロボティクスや自律システムなどの高度化を目指します。
原子力安全工学プログラム原子力と安全に関する専門知識・技術を学び、持続可能なエネルギー社会と安全・安心な社会基盤の構築に貢献します。
PROGRAM IN THIS SYSTEM
物理・数理プログラム物理学と数理科学を深く学び、論理的思考力を基盤として先端科学技術や幅広い工学分野への応用、新たな学術・技術分野の創出を目指します。
PROGRAMS IN THIS SYSTEM
応用化学プログラム化学を基盤として物質の性質・反応・機能を学び、環境、エネルギー、材料などの分野に役立つ技術へ展開します。
バイオ医工学プログラム生物・生命科学と工学を融合して学び、健康・医療やバイオ分野の課題解決と新しい技術の創出を目指します。
繊維・機能性材料工学プログラム繊維・高分子・機能性材料を学び、先端材料の開発や地域産業の高度化、新産業創出へつなげます。
OPEN UNIT

オープンユニット

所属プログラム以外の専門分野についても、関連する科目群を「ユニット」として体系的に履修できる仕組みです。修得した学修成果はオープンバッジで可視化します。

専門性の「深さ」と「広がり」をデザイン

自分の専門を核に、学びを広げる。

オープンユニットは、単なる自由選択科目ではなく、特定分野の知識・技術をまとまりとして学ぶ仕組みです。所属プログラムの専門性を深める学び、他分野を組み合わせる学び、さらに他分野の卒業研究へ発展させる学びなど、学生の目的に応じた履修を可能にします。

AI・データサイエンス情報技術を各専門分野へ
ロボティクス制御・機械・情報を融合
宇宙情報衛星データ等を社会課題へ活用
材料・物性新素材・機能性材料へ展開
技術革新・事業創出技術を社会実装・事業化へ
地域特色分野原子力・繊維等の専門を発展

全37オープンユニットを詳しく見る

5系で提供する全37ユニットについて、ユニットの概要と構成科目を確認できます。

オープンユニット詳細ページへ →
LEARNING MODELS

履修モデル

オープンユニットを活用した学び方を具体化するため、5系それぞれにA・B・Cの3タイプ、計15の履修モデルを用意しています。

A:専門追求型

専門を深める

所属プログラムの専門科目・ユニットを中心に体系的に履修し、専門性をさらに高めます。

B:分野横断型1

専門を軸に広げる

自プログラムの専門性を軸に他分野のオープンユニットを修得し、その知識・技術を所属プログラムの学びや卒業研究へ応用します。

C:分野横断型2

専門を他分野へ発展させる

自プログラムの専門教育を土台に他分野を体系的に学び、所定の条件を満たすことで他系・他プログラムの卒業研究へ発展させます。

15履修モデル(5系×3)を詳しく見る

所属プログラム、修得オープンユニット、正式な構成科目、卒業研究、想定される進路を確認できます。

履修モデル詳細ページへ →
NEW PROGRAM

理文融合型プログラムの紹介

工学的思考と経営的視点を融合し、データに基づいて社会課題を捉え、技術の社会実装や新たな価値創造を担う人材を育成します。

NEW

経営・技術革新工学プログラム

国際地域学部との連携のもと、工学の基礎と専門的な技術理解に、経営、データサイエンス、人や社会を捉える視点を組み合わせます。技術開発だけでなく、その社会実装、事業化、地域課題の解決までを俯瞰し、データに基づく意思決定や価値創造を実践できる人材の育成を目指します。

工学的思考技術を理解し、課題を構造化する
経営的視点価値・組織・市場を考える
データサイエンスデータに基づき分析・判断する
社会実装・事業創出技術を社会の価値へつなげる
AFTER GRADUATION

卒業後の進路

所属プログラムで身につけた専門性に、オープンユニットなどを通して修得した他分野の知識を組み合わせることで、従来の専門分野に加え、分野を横断した幅広い進路が広がります。大学院へ進学し、より高度な専門性を身につけることもできます。

CAREER PATH

学部卒業後の2つの進路

福井大学工学部を卒業専門性と分野横断的な学びを身につける
6割以上博士前期課程
へ進学
大学院で専門をさらに深める高度な専門性・研究力を修得し、研究開発・高度専門職へ
学部卒業後に就職企業・官公庁など多様な分野で活躍
博士前期課程修了後の進路約95%が企業へ就職 / 数%が公務員 / 数%が博士後期課程へ進学

※ 学部卒業後の博士前期課程への進学率、および博士前期課程修了後の進路割合は、工学部・工学研究科における現状の概況を示しています。

EMPLOYMENT RECORD

高い就職実績

98.8%
福井大学全体の実就職率
国立大学 19年連続 第1位

2025年度卒業・修了者。学部が複数あり、単年度の卒業生1,000人以上の国立大学における大学通信調査。
福井大学公式発表を見る ↗

卒業・修了後に広がる活躍分野

専門分野を軸に、業種や職種の枠を越えて多様なフィールドへ

建築・都市・社会基盤

建築設計、建設、都市計画、社会インフラ、防災など

電気・電子・半導体・通信

電気・電子、半導体、情報通信、電力、無線・ネットワークなど

情報・AI・データ

ソフトウェア、AI、データサイエンス、DX、情報システムなど

機械・ロボット・モビリティ

機械、自動車、ロボット、航空宇宙、生産・製造技術など

エネルギー・原子力・環境

エネルギー、原子力、安全工学、プラント、環境・脱炭素など

化学・バイオ・繊維・材料

化学、素材、医療・バイオ、繊維、機能性材料、製品開発など

技術経営・企画・事業開発

技術企画、製品企画、事業開発、技術経営、コンサルティングなど

官公庁・公共分野

国・自治体、技術行政、公共インフラ、防災・環境政策など

専門性 × 分野横断的な学びが、進路の可能性を広げる

「機械×AI」「建築×データサイエンス」「材料×情報」「電気電子×経営」など、自らの専門に他分野の知識を組み合わせることで、新しい技術やサービスの創出、社会課題の解決に携わる技術者を目指すことができます。

※ 実就職率は「就職者数 ÷[卒業(修了)者数-大学院進学者数]×100」で算出された福井大学全体の数値です。

専門を深め、学びを広げ、社会へ。

5系12プログラムの専門教育とオープンユニットを組み合わせ、一人ひとりの興味や将来像に応じた学びとキャリア形成を支援します。

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