原子力安全工学コース、原子力・エネルギー安全工学分野

コースの紹介

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原子力施設が多く立地する福井の地域性や国際社会のニーズに対応するために、2016年度より「原子力安全工学コース」が工学部機械・システム工学科 に設置されました。 原子力工学は総合先端工学の分野です。本コースでは、1・2年次に数学や物理学などの基礎科目とロボティクス・機械工学を総合的に学んだ後、3年次から敦賀キャンパスで専門教育と研究活動を開始します。また大学院では安全社会基盤工学専攻/総合創成工学専攻に所属し、県内外の原子力施設・研究施設を活用して研究を実施します。

受験生へのメッセージ

原子力施設が多く立地する福井の地域性や国際社会のニーズに対応するために、2016年度より工学部 機械・システム工学科に「原子力安全工学コース」が設置されました。原子力安全工学コースでは、原子力発電の安全性の確保、立地地域における共生社会システムの模索、技術移転による地域産業の活性化などの諸課題に関する実践的かつ多面的な教育・研究を行っています。1・2年次には文京キャンパスで数学や物理・化学などの基礎科目を学び、3年次からは敦賀キャンパスで専門科目を学び、4年次に卒業研究を実施します。
原子力工学は総合工学です。大まかには原子力工学=機械工学+核物理+放射線と言えますが、電気工学や建築・土木工学との関連も深く、それらの知識をバランスよく学べるカリキュラムを本コースは提供しています。機械工学コースおよびロボティクスコースとの共通の専門科目も多数ありますので、学生の興味に合わせて、卒業に必要な単位を修得することができます。また卒業研究では、原子炉・プラント・放射線の3つの研究グループに分かれて、研究を実施します。指導教員以外からもアドバイスと受けることができます。
将来、研究・開発職を希望する学生は、大学院の博士前期課程(2年間)およびその後の博士後期課程(3年間)に進学します。博士前期課程では安全社会基盤工学専攻/原子力安全工学コース、博士後期課程では総合創成工学専攻/原子力・エネルギー安全工学分野に所属することとなりますが、一貫して原子力安全工学の研究を実施できます。更に福井県内外の原子力関連研究施設を活用して最先端の研究を実施できます。原子力や放射線を安全に利用して、安心できる持続可能社会の構築を目指して、ぜひ私たちと一緒に学びましょう!

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