概要
福井大学工学部は、機械・システム工学科、電気電子情報工学科、建築・都市環境工学科、物質・生命化学科、応用物理学科の5学科からなり、工学分野のほぼ全ての領域をカバーする充実した教育体制を敷いて全国各地から入学志願者を集めています。学部学生定員は1年次入学定員525名に3年次編入学定員40名を加えた565名で、全国的にも大規模な工学部です。平成17年度に、創成教育の充実を図るとともに、地域と連携した”ものづくり教育”をめざして「先端科学技術育成センター」を設置しています。大学院工学研究科は、博士前期課程が3専攻14コース、博士後期課程が大くくり化した1専攻で構成され、科学技術教育研究の最先端学府としての役割を名実ともに果たしています。学内には附属国際原子力工学研究所や遠赤外領域開発研究センターなどの国際的研究拠点となる教育研究施設があり、さらには学内ネットワーク・システムも整備されています。また、将来の起業家育成を目的としたベンチャー・ビジネス・ラボラトリも活動しています。
沿革
- 昭和24年
- 国立学校設置法により
・福井師範学校(小学師範学科として明治6年創立)
・福井工業高等専門学校(福井高等工業学校として大正12年創立)
が包括され、学芸学部と工学部の2学部からなる国立新制大学として発足。
工学部は3学科で発足。 - ~昭和63年度
- 11学科、修士課程11専攻
- 昭和63年度〜平成元年度
- 学科再編により7学科となる。
- 平成5年度
- 大学院工学研究科 博士課程設置。前期課程7専攻、後期課程2専攻。
- 平成11年度
- 大学改革により工学部8学科体制となる
- 平成14年度
- 独立専攻「ファイバーアメニティ工学専攻」博士前・後期課程を新設。
- 年度15年度
- 工学研究科再編により、前期課程8専攻、1独立専攻、後期課程3専攻の体制となる。
- 平成16年度
- 独立専攻「原子力・エネルギー安全工学専攻」博士前期課程を新設。
- 平成18年度
- 独立専攻「原子力・エネルギー安全工学専攻」博士後期課程を新設。
- 平成25年度
- 工学研究科再編により、前期課程8専攻、2独立専攻、後期課程1専攻の体制となる。
- 平成28年度
- 学部改組により工学部5学科体制となる。
- 令和2年度
- 大学院改組により工学研究科博士前期課程3専攻体制となる。