応用物理学科のカリキュラムの概要は以下の通りです。カリキュラムの詳細は、学科専用ページの「履修の手引き」を参照して下さい 。
応用物理学科での授業
物理学を中心に、数学、化学の授業が開講されています。3年生までは講義・実験を通して、自然科学の様々な分野について、その基礎と応用を学びます。卒業研究で、理論物理や数学から、物性実験、高分子化学、コンピュータシミュレーションといった、幅広い分野を選択できるのは、応用物理学科の大きな特色です。また、国際教養力涵養のため、在学4年間をとおして、海外短期インターンシップを開講しています。
1年生
微分積分や力学など、専門教育を受ける上で基礎となる科目の講義が中心です。保健体育や外国語などの他学部との共通科目も学びます。入学直後の4月には、新入生研修(交流会)が行われます。
2、3年生
応用数学、電磁気学などの専門基礎科目及び、それらを基礎として最先端技術に不可欠な量子力学、熱・統計力学、物性物理学,物理化学,流体力学などを学びます。また技術者として必須の実験技術、電気電子回路、プログラミングなど、工学的に重要な科目も学びます。
4年生
卒業研究に専念します。卒業研究では、セミナー形式での専門書や論文の講読や、実験、理論的計算、コンピュータシミュレーションとその結果の解析をします。成果を、卒業論文としてまとめ、卒業研究発表会で報告します。
※遠赤外領域開発研究センター、原子力安全工学コース、附属国際原子力工学研究所などの研究室で、卒業研究を行うこともできます。
応用物理学科プレ研究室「物理博物館」
学部生が課外活動として自由に実験や研究のできる物理博物館では、実験器具や材料の揃った部屋が開放され、学生は興味のある実験に取り組めます。また、物理の楽しさを多くの人に知ってもらうため、様々な企画、展示を学生主体で行っています。応用物理学科の交流の場としても機能しています。