物質・生命化学科

教員メッセージ

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内村智博先生(産業創成工学専攻・材料開発工学コース、教授)

物質・生命化学科は教員数が40名程と1つの学科としては非常に多く、それぞれの先生が「コレだっ!」と思う最先端の研究を行っています。みなさんの興味のある分野に精通している先生もきっと見つかるはずです。「物質化学コース」では、無機化学・有機化学・高分子化学・分析化学・化学工学・物理化学など、工学的な視点を取り入れながら化学(科学)に関する基礎・応用を深く学ぶことができ、あらゆる産業に対応できる技術者・研究者を目指すことができます。みなさんと一緒に時代を切り開く研究ができることを楽しみにしています。

岡田敬志先生(産業創成工学専攻・材料開発工学コース、准教授)

魔法の壺にいろんな原料を入れて、見たことのない“不思議な道具”を生み出していく。「物質化学コース」と聞いたら、少しだけ、そんなおとぎ話を思い浮かべてみてください。このコースでは、いろいろな分野の材料について研究をしています。例えば、環境分野だけでも高性能エネルギー材料、リサイクル性をもつ高分子材料、希少金属・CO2回収や汚染浄化のための分離材料、光触媒とテーマが多岐にわたります。ここでは実践的な化学合成や材料評価(SEM、質量分析、X線分析など)のノウハウを身につけられるのも強みですので、興味をもっていただけたら、とても嬉しいです。ぜひ、みなさんも“不思議な材料”を探してみませんか。

中根幸治先生(産業創成工学専攻・繊維先端工学コース、教授)

2016年4月からの「繊維・機能性材料工学コース」の設置により、福井大学の学部教育に約30年ぶりに「繊維」の名称が復活しました。「繊維・機能性材料工学」分野は福井大学工学部が定める5つの主要研究分野の一つであり、この分野の業績は日本の大学の中でトップ10に入ります。本コースは、有機化学・無機化学・高分子工学・材料力学・バイオ工学・細胞工学などをベースとして基礎研究・産業両面で活躍できる未来型繊維・材料工学分野の人材育成を行います。福井の地場産業でもある繊維産業を元気にしたい人、新素材を開発して様々な産業の発展に貢献したい人、材料のことなら何でも分かる技術者・研究者になりたい人など、大歓迎です。

廣垣和正先生(産業創成工学専攻・繊維先端工学コース、教授)

身の周りのものに興味をもって生活してみてください。自然のもの、人工のものにかかわらず、日常、何気なく見ているもの、使っているものにも、高度な科学や技術が存在しています。「なんでこうなるのだろう?」と、原理が気になりだしたら、研究者や技術者への第一歩を踏み出しています。大学では、「なんでこうなるの?」を解決するための知識や方法を学びます。現象の原理が分かれば、それを人のために役に立たせること(工学)ができます。ぜひ、身の周りで興味を持ったことを学科選びの参考にしてみてください。繊維やプラスチックに興味があれば、一緒に学習・研究しましょう。

鈴木悠先生(産業創成工学専攻・生物応用化学コース、准教授)

皆さんがこれまでに学校で行ってきた勉強は「干物」です。先人たちが費やした 膨大な時間と努力の結晶であり、噛めば噛むほど味が出ます。一方、大学に入ると、皆さんはピチピチの生きた魚を相手にすることになります。お刺身で楽しんでも煮ても焼いても、はたまた泳がせたまま観察して楽しむ、なんてこともアリです。物質・生命化学科には、ピチピチの活きの良い研究がたくさん泳いでいます。ぜひ福井大学に入って、私たちといっしょに美味な研究を味わいましょう!

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