学生の創造性や個性を伸ばしながらモノ作りへの興味を育む教育の重要性をロボット工房として具現化しております。本工房は、機械・電子工作とコンピュータを備えたメカトロニクスシステムの設計・製作と実験のための施設で、学生個人の創造性を十分に発揮させる国内でも有数の画期的な教育研究支援設備となっております。
ロボット工房の使い方
ロボット工房は総合研究棟I(13階建のビル)の3階にあります。
機械・システム工学科の学生は1年次生からロボット工房を利用することができます。
また,月曜日,火曜日の5限目(16:30~18:00)と金曜日の3限(13:00~14:30)の週3回,ロボット工房をオープンします。この時間帯は,スタッフが利用者からの質問に応対できます。この時間帯以外に ロボット工房を利用したい人も,各自の身分証明書でロボット工房に入室することができます。但し,ロボット工房内の設計室や機械工作室には施錠してありますので,これらの部屋の中にある装置を利用するには機械・システム工学科ロボティクスコース事務室に申し出て,鍵を借りて使用してください。鍵の貸し出しの際には貸し出し簿に氏名と使用時間を書き込んでもらいます。尚,ロボット工房内の計算機演習室はいつでも自由に利用できます。
ロボット工房内は飲食禁止ですが,更に飲食物のごみなどの持ち込みも禁止です。また,傘の持ち込みも禁止していますので,必ず外の傘たてに置いてください。これらの事項が守られない場合には,ロボット工房の利用が制限されることがあります。
ロボット工房 学生実験室
装置類
ロボット工作の入門用の教材として LEGO MindStorms の ROBOTICS INVENTION SYSTEM と拡張キットの ROBOSPORTS が利用できます。
更に,本格的なロボット工作を行うための設備として H8 CPU ボードや PIC などのマイクロコンピュータとその開発環境,モータやギアボックスなどの機械部品,抵抗,トランジスタ,TTL IC などの電子部品,アクリル版などの工作用材料,オシロスコープなどの計測装置,小型のボール盤や旋盤などの工作機械,各種書籍が利用できます。ただし,ボール盤や旋盤などの工作機械は取り扱いに厳重な注意が必要なため,当面の間は「機械・システム工学科ロボティクスコース ロボット工学基礎実験 I・II」の中で行う機械実習を履修して単位を取得した学生に限定して,これらの機械を利用できることにします。
ロボティクスコースの3年次の学生は,「創造演習 I・II」の中でロボット工房にある装置類を使った実験を行います.その際に,各種装置や H8 マイクロコンピュータのプログラミングの方法について説明を行います。
さらに進んだ実習を行うために,小型ヒューマノイド・ロボットや,人間サイズのコミュニケーション・ロボットといったロボットも導入されています。
- 各装置詳細ページ(作成中)
- 機械部品
- 電子部品
- 材料
- 工作機械、工具
- ロボット類